今までは、「会社あっての自分」という考え方があったが、
あくまで
「会社」⇔「自分」は、ドライな雇用契約によって成り立っている。
割りきりである。
 
どの業種でも同じだが、
昭和の料理の世界では、一日でも先に入門した者が「兄」であり、
年齢や実務経験に関係なく一日でも後に入門した者が「弟」になる。
 
昭和の料理の世界では、
理論よりも「掟」「忠誠」「躾」「習慣」などによる
「頭ごなし」「上司の言うことは絶対」「仕事は目で盗め」
というような数値化できない経験による修行を重んじてきた。
 
だれも科学的、数値分析、計量調理などに目を向けず、
「型」や「流儀」、「肩書」などにステータスを感じていた。
 
むしろ科学的、数値分析、計量調理などは、
栄養士の分野として見られて拘ろうとさえしなかった。